2012年9月3日月曜日

RAPHA KOSHIN GENTLEMEN'S RACE

Rapha Koshin Gentleman's Race
日本のみならず世界中で大人気な英国発のサイクリングウェアのRapha
そのRaphaが日本で初めて行ったRapha Gentlemens Race

Rapha Gentlemens Raceとはルールはシンプル、5名1チーム.トップ3人ゴールではなく5名が一緒に走り続け連帯感を磨きつつゴールをめざします。



コース中に超級の10kmダートを2360mまで登る大弛峠を真ん中に6つの峠を設定、この峠の中でも3番目の峠「大弛峠」が最大の難所でキーポイントになります。詳細は以下をご参照。そして獲得標高は4000mオーバーという非常に難易度の高いコースとなっています。ただこのGentlemens Race上記にも書きましたが5名1チームというのが肝で皆で助け合いチームワークで制覇するというもの。


このGentlemens Raceに名古屋から毎度オナジミのCRCと久々登場のHunter/Circles CX-Teamの2チーム10名が参加しました。


Rapha Koshin Gentleman's Race
Team CRC
左から:クライムエースの林君、若手ナベ君、CRCエースshige、もう一人のクライムエース越野さん、そしてひこにゃんこと彦坂さんの5名が参戦。登りが得意な越野さんと林君で登りをグイグイ牽いてもらいShigeちゃんが全体を纏めるというバランスのとれたチーム編成。


Rapha Koshin Gentleman's Race
Hunter/Circles CX-Team
左から:新車のHunterがカッコいい白井さん、万能オールラウンダーGishi、デイジーメッセンジャー社長のイズルさん、ブッコミ隊長パヤシ、いつも2位ばかりオッチーの5名がエントリー。濃いメンツです。



時間差により全13チームが1チームづつスタートして行きます。実力によりハンデを持ってスタート順は決められました。そしてCRCは9番目スタートHunter/Circlesは10番目スタートです。



Rapha Koshin Gentlemens Race
朝日がまぶしい野辺山滝沢牧場をカラフルに彩られたお揃いのチームジャージを纏い走る各チーム、これから待ち受ける甲信の山々へ不安と期待を胸にしまい込みペダルを踏み込んで行きます。と上記の写真、すこぶる気持ち良さそうに走っておりますがスタートして5分でミスコースして野辺山駅周辺をウロウロ。その後コース復帰に30分以上費やすという大失態をメイク。この状況でも慌てずニコニコ走っているHunter/Circlesの面々、だれも最初ミスコースに気付かないというチームメイトをある意味信頼しきったこの体制。このロスのお陰でコース中盤まで他の参加者やスタッフに一切出会わないという寂しい状況に。



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そしてCRCはスムーズにコースをトレースして行きます。チームワーク良く走っている姿はお揃いのジャージも相まって凄く決まっています!CRCジャージカッコいいな…。



Rapha Koshin Gentlemens Race
そしてこのコース、峠が6カ所も設定してありましたがその峠道の入り口と山頂にこのようなKOM(King of mountain)が設定されており杭に標識が立っております。この区間のタイムをGarminなどのGPSロガーにて通過タイムを計測、その後Stravaで集計順位がわかるという遊び心。



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さらにコースは140kmにもなり山岳部を抜けるコースが大半でミスコースの可能性も非常に多いです。その時に役に立つのがGarminでのNavi機能。簡易コース図に現在地が表示されます。正直今回の一番役にたった機能がこのNavi でした。


Rapha Koshin Gentlemens Race
その他コースの重要分岐点にはRaphaのRが描かれた標識を設置。ミスコースしていないか不安な時に現れると非常に嬉しい配慮でした。


さて峠にてKOMを目指しながら走り峠と峠を繋いで走って行くと今回の最大にして最強の峠が3つ目に設定されている大弛峠です。事前に開催要項にも大々的に書いてあった「ダートを10km以上味わえるヒルクライム」とはこの峠の事。山頂の標高は2360mまで駆け上がり峠では日本で1番の標高で自家用車で上がれる道路では2番目という高さ。


Rapha Koshin Gentlemens Race
最初の登り始めは砂というか砂利が多めの比較的走り易い道。「あ〜コレくらいなら楽しい♪」なんて思っていたのはつかの間…雨が降り始め気温がドンドン低くなって行きます。



そして…


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標高が上がるに連れてドンドン砂→砂利→石→岩と路面が変化して行きます。さらに雨で出来上がった轍とむき出しの鋭利な岩たちのせいでタイヤにもストレスが掛かります。さらに当然事ながら上り坂ですので脚を着くと再スタートで踏み込まなければならないのですが足場が悪過ぎてクリートをはめるのに一苦労。乗車したままクリアするには相当の集中力とテクニックさらに上半身の強さが求められます。

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さらに山頂付近まで登り詰めてくると、かろうじて路面に存在していたラインも無くなり全面岩地獄のガレ場になります。これには本当に皆苦しめられていました。


Rapha Koshin Gentlemens Race
乗れなければ歩けば良いのです。これはチーム戦、みんな所々でチームメイトを待ち励ましあいそして一緒にゴールを目指す。一人では心が折れそうな時でも仲間がいるから頑張れる場面は非常に多かったと思います。



Rapha Koshin Gentleman's Race
登ったら下らないと行けません。スタート時は快晴だった天気もお昼を境に下り坂、15時を回る頃には土砂降りになり気温も低く身体も止まっていると冷えて行く非常にキビシいコンディション。しかし所々にチェックポイントが設置されておりスタッフによる補給やサービスが受けれました。この写真ではホットコーヒーを飲んでいますね。冷えた身体にありがたいです。


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当然パンク等のトラブルもチーム戦。チーム一丸となって様々なトラブルに対処して行きます。




Rapha Koshin Gentlemens Race
そして日も傾き夕闇が迫ってくる17時過ぎ、仲間同士で励まし合いゴールを目指し12時間近く自転車に乗り続けゴールの野辺山が近づいてきます。



Rapha Koshin Gentlemens Race
誰しもが体力尽きる寸前まで追い込まれ満身創痍でゴールを目指して行きます。しかし笑顔に溢れゴールの滝沢牧場駐車場に着いたメンバーは皆安堵の達成感で満面の笑みです。



順位もありますが完走出来た達成感で皆満足の様子。難しい天候でしたがチョットしたアクシデントやトラブルもありましたが無事CRC&Hunter/Circleのメンバー全員無事ゴールしました!一筋縄では行かない持っている自転車スキルを思う存分発揮して満足いくまで走り抜いた甲信の山々。辛くキビシく最高のコースでした!


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その後はエントリーフィーとして各チーム持ち寄った地ビールが参加者に振る舞われBBQを滝沢牧場で開催。今日の思い出に浸りながら久々に会う仲間や一緒に走り抜いた仲間など話は尽きない時間を過ごせました。



今回、このRAPHA KOSHIN GENTLEMEN'S RACEを開催にあたり運営の皆様の努力に感動しました!少人数であの規模のイベントを行えるというのは素晴らしかったです。気持ちよく自転車ライダー視点で組み込まれたコース設定など、走りごたえ十分なイベントでした。次回は来年春に関西は神戸地方で開催とのこと。その時はまた是非参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました!



最後に140km獲得標高4000mを達成した強者をどうぞ。

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Hunter/circles CX-Team:パヤシ、イズル、ギシ、白井、おっちー



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CirclesRacingClub:コシノ、ナベ、ハヤシ、ひこにゃん、シゲ



その他の写真はコチラコチラでどうぞ!


参加された皆様お疲れさまでした〜。では、また!






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